2012年 11月 17日
ようやく再開
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秋も深まるいい季節、久々にパンを焼く。
去年は娘の妊娠・出産、今年はヘルニアと、パンを焼く時間も体力も無くずーっとお休みしていたら、すっかり焼かない生活に慣れてしまった。何とも寂しいなぁと思っていたのだけど、そういえば娘の離乳食も進んでいることだし、そろそろパンを食べられるんじゃない?と気付き、久しぶりに富沢商店へ足を運んだ。リスドォル、はるゆたか、全粒粉にライ麦粉と、一通りの粉類を調達して、まずはホシノ天然酵母の種を起こす。
酵母の甘くて酸っぱい、つんとするアルコールの匂いを嗅ぎつつ、娘が食べやすいシンプルな丸パンを作ることに。以前使っていた強力粉は、ずっと春よ恋だったのだけど、今回はたまたま手に入ったこともあり、ちょっと贅沢に(笑)はるゆたか100%を使う。焼き上がったばかりの丸パンを、見計らったかのように起きてきた娘がぱくり。ほんのりバターの香りが漂うパンを、あっという間に食べてしまった。
私がパン作りを始めたきっかけは、上の息子に食物アレルギーがあったため、市販のパンが食べられなかったこと。息子のために始めたパン作りは、いつしか自分の趣味となり、その域を超えるところまで考えるようになった。今また、娘のために再び作り始めて、子どもたちからいいきっかけをもらっていることに気が付いた。親は決して子に与えるだけではなくて、与えてもらうことの方が多いんだな。
また、のんびりこつこつと、コンスタントに焼いていこう。
by hananomag
| 2012-11-17 06:31
| baked