2012年 09月 21日
自分と、向き合う
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このところ、自分について考える時間が増えている。
夏に、マーマーマガジンの最新刊を買いに行った際、隣に置いてあった「わたしノート」を、何気なく一緒に手に取った。最初は、そういえばこんなの出てたなぁ、くらいの認識でしかなかったけれど、買って数日後、ふと思い出して中を開けてみる気になった。すると、最初と最後の数ページは、このノートの使い方と参考書籍の紹介で、それ以外のページは全て、罫線のみが引かれているまっさらな「ノート」だった。
何だか拍子抜けしてしまったのだけど、このノートの使い方を読んで、よし、一度自分の中のもの全てを吐き出してみるかという気になった。
自分のことについてノートに書きだして、私を知ろうなんて、何だか恥ずかしいし、わざわざすることでもないんだろうと思うのだけど、子育てをする上で、自分の性格や育ってきた家庭環境が深く関わることは、日々実感している。
3人の子どもたちにきちんと愛情を注いでいるか。振り返ると、日々の生活にかまけて、一番大事な「愛情」が抜けてしまっている気がしていた。「人を愛するには、まず自分を愛すること」とはよく聞く話で、じゃあ自分を愛しているか、そもそも自分を愛するとはどういうことか、と何となく悶々とした気持ちがある中、わたしノートに出会った。
ノートに過去の出来事から何から、全て書き出して、今の自分を知る。知った上で、じゃあこれからどんな自分を目指すのか。その指標になればいいと思って書き始めたのだけど、これが思いのほか辛かった。過去の自分を後悔してはいないはずなのに、思い出すことといえば、暗い過去ばかり(笑)。負のエネルギーを背負って生きているみたいで、ひどくうんざりした(笑)。
それともうひとつ、家族のことで長年心の奥底にひっかかっていることがあった。ずっと気になってはいたけれど、それを話題にすること自体、家族内ではタブーとなっていて、今も誰ひとり触れることはない。でもそのひっかかりを取るのは今だと、意を決して洗い出し作業に入ること数日。すると、知らなかった事実がぼろぼろと出てきて、自分に関係のある事をこんなにも知らなかったなんてと、知った喜びよりも悲しみの方が大きくて、泣けてきた。
わたしノートを書き出してから、気分はどん底まで落ちた。本来、わたしノートはダメ出し厳禁、いいことを綴るものと使い方には載っていたのに、全く意に反した使い方をしてしまっている(笑)。でも、どん底まで落ちると自然と浮き上がって来れるもので、今ではだいぶ穏やかな気持ちになれて、これからに臨めるような気がしてきた。最初に掲げた、「人を愛するには、まず自分を愛すること」の答えが解ったかは置いといて、まず自分を深く知ることの一歩には繋がったと思う。子どもたちへの愛情に繋がるまで、もっと言うと本来の自分のままに生きることができるようになるまで、まだまだわたしノートの活用は続く。次は、いいことをいっぱい見つけて書き出そう。
ついでの話だけど、わたしノートと一緒に購入したマーマーマガジンでは、自分の誕生数を割り出してわたしを知る、という数秘術の特集が組まれていた。これで調べると、私の誕生数は「4」。「安定した人生を求め、その基礎となるのは家庭。「4」の人は家庭の問題を抱えやすいが、そこから逃げることなく正面から取り組む必要がある」、とあった(!)。ということは、ここ数日の行いは間違っていなかったのかなと、少し気持ちが楽になった。偶然と言ってしまえばそれまでだけど、その他の内容もなかなかズバリ当たっている!うーんすごいなぁと思ってしまうのは、単純かな?(笑)
by hananomag
| 2012-09-21 23:10
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