2012年 07月 06日
しあわせのパン再び
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映画「しあわせのパン」のDVD。
ネットで予約していたら、発売日の朝イチに届いたのでびっくり。何て便利な世の中なんだろう(笑)。
本編は、すでに映画館で2回観ている。
1回目は、公開初日。0時半からのスーパーレイトショーを狙って、子どもたちを寝かしつけていたら、何と一緒に寝てしまい、目が覚めたのが0時ちょうど(!)慌てて身支度をして、映画館まで全力疾走をしたら何とか間に合ったというヒヤヒヤものだった。深夜という時間帯だからか、観客はごくごく少なくて、大きなスクリーンをほぼ独り占めしたような、贅沢なひと時だった(余談だけど、帰りももちろん、家まで全力疾走。真冬なのに暑いくらいだった。笑)。
2回目は、近くの映画館に監督とキャストが舞台挨拶に来るというので、ダメもとでチケットの抽選にエントリーしたら、運良く当たって観ることができた。一度観ていて話は解っていても、自然とスクリーンに引き込まれてしまう。エンドロールで流れる「ひとつだけ」を聞きながら、涙があふれて止まらなかったのだけど、舞台挨拶の大泉さんの話には終始爆笑しっぱなし。彼に水縞くんの影はひとつもなかった(笑)。
DVDでは、本編はもちろん、メイキングとブックレットも楽しみにしていた。撮影現場の雰囲気の良さが伝わってくるメイキングで、それが映画自体の雰囲気に繋がっているなぁと感じた。ブックレットには、映画に出てきた料理のレシピも紹介されているので、美味しそうだなぁと指をくわえてみていたものが、家でも作れる。味を再現できるかは・・・上手くできるかなぁ(笑)。
北海道、パン、カフェ、大泉さん、知世さん、スタイリスト大森さん・・・と自分の好きなものが詰まっているだけでなく、本当にどこかにいるような人物像や、誰でも抱える心の闇の部分、そういった限りなくリアルな設定にもかかわらず、洞爺の神秘的な風景に心奪われて、どこか非現実の世界にも感じる。不思議な気持ちにもなり、最後には心洗われるように、涙が頬を伝う。本当にいい映画に出会えた。きっといつまでも、大切に残したい作品になると思う。
*昨年の夏、洞爺湖を訪れた際にロケ地となったゴーシュさんに立ち寄った。
映画を観た後に行くと、また違った目線で色々と見えてくるだろうな。また行きたいな。
by hananomag
| 2012-07-06 22:22
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